手当て

ブログ

 最近、手当ての意味について考えさせられたことがありました。お手伝いさせてもらっている施設で泣き叫ぶ子供にそっと手を当ててゆっくりと話をしてあげると落ち着いて話せるようになり、泣いていた理由も教えてくれて、これからどうしたらいいのか一緒に考えることができました。以前から徒手的に治療することの重要性は感じていましたが、今回ほど「ハッ」とさせられたことはほとんどありませんでした。そこでこのブログなんですが・・・

「手当て」は昔から治療などのことを指し示す言葉として使われてきました。ケガをしたところや痛いところに知っている人(親や先生等)が手を当てていると少し楽になった経験はほとんどの方が持っているのではないでしょうか?
理由には諸説あるので今回は割愛しますが、当院での治療、施術等で器具を使わない理由の一端もそこにあります。直接肌に触れなくても、服の上から触れることで身体の情報が詳細にわかることも多くあります。服の上からでも触れることで温もりを感じることもあります。

治療や施術は個人では難しいですが、痛みがあるときにはそっと自分自身でもいいので手を当ててみてください。少し楽になることもあります。

*注 当然ですが状況を間違うとハラスメントに当たる行為になってしまいます。そこは注意が必要です!!!

関連記事